* 頑張れお兄ちゃん *
これは<続・お兄ちゃんを困らせ隊>です。
事前にお兄ちゃんを困らせ隊を読んでおくと楽しいかも?
とりあえず、フィクションですよ?フィクション。
お茶でも飲みつつ、お楽しみください。
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――――続き。
さて、本当にお友達が来てしまいました。
プラ君は長月本、清太君はじゅねを持ってます。
「最後まで読んでね」
ゴフッ。お兄ちゃんは思わず血を吐きました。
「ね? お兄ちゃん」
お兄ちゃんはもう大変、何とか断ろうと思考をめぐらせますが…
「ヤバイしっ」
残念。とうふさんは用事があって、出かけてしまいました。
何だかお兄ちゃんが嫌そうなので、お化けの本は止めることにしました。
「じゃあ、プラ君のにするー」
お兄ちゃんはプラ君のチョイスに怯えています。
未知の物への恐怖ですね。
そんなお兄ちゃんを見かねてか、何処からともなく声が聞こえます。
うーん。まだお兄ちゃんは嫌がってます。
「じゃあ、清太君のにするー」
本のタイトルは『じゅね』、お兄ちゃんはこっちなら大丈夫かなと本を受け取りました。
とても挿絵は見せれません。
いつの間にか、おとこの子はクッションを用意して待っていました。
もう後にはひけません。
どうも清太君が置いていった本は、一冊じゃなかったみたい。
おとこの子は、お兄ちゃんの話に声を挟みながら聞いていました。
「ナオトくんかわいそー」
「風邪ってねー。人にうつすと早く治るんだってー」
良かった。ナオトくんは楽しく過ごせたんだね。
そうおとこの子は安心しました。
ところが――――
お兄ちゃんのお話は、まだ終わっていませんでした。
この先が楽しみです。
夕飯食べた後でおとこの子も眠くなってきたみたい。
……でも、何も知らない人に見られたら、お兄ちゃんが狙ってるみたいですね。
とにかく、これで危ない読書会は終了――――かと思ったその時。
ボカーン!! とお外で交通事故がっ。(*台詞は保存忘れ)
おとこの子は目を覚ましてしまいました。
「つづきー」
仕方なくお兄ちゃんは、読書会を再開しました。
「これ…は……え…えっと……」
――――合掌。
以上。提供は、ねくろのみかんでした。
「おにーちゃん。ありがとう」
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前半戦のお兄ちゃん役、そして長月本の解説をして下さった。みかんさん。
絶妙のタイミングで退室してくれた。とうふさん。
本当に呼べちゃた(笑)。プラさん。
交通事故という体を張った出演で、お兄ちゃんの期待を裏切った。tianさん。
そして、本の中身まで考えて下さった。清太さん。
その他、合の手を入れて盛り上げてくださった方々w
面白い話になったのは、あなた方のおかげー(笑)
それでは、最後までありがとうございました〜。
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