■ 2011年 ゲーム企画用絵 ■
■霧の森(仮)
霧の中、グリフはとある村にたどり着く。
霧が晴れるまでの間、
村人の依頼をこなしていくことになったのだが・・・・・・。
とうに終わった戦争が、まだ続いていると口にする村人たち。
消えた子供、悪魔の影、次々と動物へと姿を変えていく村人たち、
それを不思議に思わぬ人々。
ここは戦の中で、焼け落ちてしまったはずの村。グリフの故郷。
もしここが本当に過去の世界なのだとしたら、自分に何ができるだろう。
魔道書、悪魔に奪われた記憶、戦争で死んだ幼馴染み。
悪魔は確かに言ったのだ。
自分の魂と生け贄を捧げれば、幼馴染みを生き返らせてくれると。
死んでしまった過去を無かったことにしてくれると。
「行動するのは君だよ、グリフ。だって僕らは、ただの書物なんだから。
安心してよ。君が儀式に成功すれば、全ての犠牲は無かったことになる。
だって過去は、いくらでも改ざんできるのだから」
時を操る悪魔が笑う。
今ここに、女神の力は届かない。
人間同士の戦を悲しむあまりに、女神は砕け散ってしまったから。
だから後は待つだけ。
グリフが道を誤るのを。
人の体を奪って、地上に生まれ出でるそのときを。
・・・だけどね。グリフ。過去の世界では、まだ女神様は生きているのよ。
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いきなり、散文でしつれいしました。
特にショタ物ではないけど、行動次第で
ヒーローにも悪人にもなれる話を想定してました。
グッドエンドはもちろん村人全員を救い出し、女神を復活させること。
バッドエンドは、犠牲者がでること、悪魔の誘いに乗ってしまうこと。
まぁ、お蔵入りしそうなんで、一部の絵だけでも。
ここでは男キャラばかり選んでますが、実際には男女半々ぐらいでてきます。
※流血注意。
▼主人公:グリフ
▼顔グラ(一部)。主人公だけ百種作った。
▼村人たち(一部)
▼女神殺しの軍人たち
▼将校:カーティス
▼部下:タキ
▼悪魔たち
▼語り手
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